リモートワークに必要な物(弊社の場合)

デジ職の日常

そろそろハロウィンということで、
少し外出をするとオレンジ色の装飾が目立つ季節になりました。

改めましてこんにちは、人事の小林です。
前回に引き続き、弊社の主たる働き方でもある
リモートワーク(在宅勤務)についての記事をお届けいたします。
※ちなみに弊社は「フルリモートワーク(一部除く)」です。

前回はリモートワークという働き方について、私なりに感じたことなどを書かせていただきました。記事の公開後、思いがけないアクションやご感想をいただけて執筆担当としてもうれしい限りです。
今回は違う側面でリモートワークについてお話をさせていただきます。

リモート初心者、私の後悔

いま記事を書いております私(小林)は、
デジ職に入社してはじめて本格的なリモートワーク環境に身を置きました。

入社前は「わからないところは質問させてくれるだろうか…?」
などと要らぬ心配を存分にしていたわけですが(※前回記事参照)

実はもう一つ、
心配すべきことの存在に全く気付かずソワソワしておりました。
そう、リモートワーク用の道具が不十分だったのです。

用意して足りているものもありましたが、
すぐ買い替えたり、使わなくなったものが大半を占めています。

 

 

意外にモノ要りのリモート環境

とうとう待望の入社日がやってまいりました。
早速スーツに着替え、始業時間の少し前からスタンバイ。
ちなみに、今回個人的に用意したものは以下のアイテムです。
※会社から準備物と言われたものは省いています

・スーツ(今までの仕事のイメージから必要と思い、3着揃えました)
・ワイシャツ(同上、こちらは5枚)
・LANケーブル(通信速度の速いもの)
・文房具類(「済」のハンコや付箋など)
・インカム(Web通話用)

さて、上記のもので必要なもの・不要だったものは、
果たしてどのアイテムでしょうか。
皆様も予想しながら、以下をお読みください。

 

 

1.スーツは必要?

スーツに関してですが、こちらは不要でした。
必要になる場面(対クライアントの場面など)もあるかと思いますが、
日常的な場面や、入社したての私の立場では必要な場面はありません。

スーツに関しては先輩からの言葉が印象に残っています。
「スーツはあまり一般社員の方は着られないですね…」と。

そう、デジ職は私服勤務OKのため、
業務中はほとんどの方が私服で勤務されています。
現在スーツ着用で勤務されている他社・他業界の方からすれば信じられないかもしれませんが、夏はTシャツで勤務されている方もいます。
私もシャツとカーディガンなどで勤務しております。

服装以外についても言えることですが、
気になることは選考段階でも、入社前でも気軽にお尋ねください。
ご質問には喜んで回答させていただきます。

2.ワイシャツは必要?

こちらに関してはどちらとも言えませんが、必須アイテムではありません。
と言うのも、オフィスカジュアルの一部として今でも着る機会があり、
個人的にはワイシャツは重宝しています。

しかし、必須アイテムではありませんので、
絶対に用意しないといけないものではありません。
既にお持ちの方で、オフィスカジュアルに使えそうなものをお持ちでしたら、活用できる機会はあると思います。

 

 

3.LANケーブルは必要?

LANケーブルは弊社では必ず要ります。必須アイテムです。
リモートワークの特性上、通信の安定性というものは確保すべき環境要素の一つなので、弊社では有線での接続をお願いしています。

実は、私もLANケーブルは事前に用意しておりました。
仕事部屋とモデム・ルーターの距離も長かったため、
一番長いもの(10メートル)のものを事前に購入。
速度も「カテゴリー8(※)」のものを通販で買いました。
※手に入るものの中で一番速度が良いものでした。

ただ、なんとも惜しいことに、
私が用意したケーブルは仕事には適しておりませんでした…。

素人ゆえに適切なものがわからなかったのです。
カテゴリー8の線は良いものの、
もともとのルーターがそこまで対応しておらず、
また、線が太すぎて曲がらず、部屋の中に引き込むことが大変でした。

最初に買ったLANケーブルは、
一番速度が出るケーブルならいいだろう、あとは何とかなるだろう
その程度の考えで購入したものでした。

最初の数日は、騙しだまし太いケーブルで仕事をしていたものの、
翌週には適切な速度かつスリムなケーブルを買い直し、
今では快適に有線接続でリモートワークを行っています。
※適切な物がわからない方はぜひ入社前にご質問ください。

 

 

4.文房具類は必要?

私は大まかに分けると事務職に該当しますが、
事務職というと「済」のハンコや付箋などを多用しているイメージが強い方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、こちらも弊社の場合ではあまり必要ないアイテムでした。
立場や役職、仕事のスタイルにより必要な場合もあるかと思いますが、私の場合はあまり使わない状況が続いています。

文房具類は、今までのアイテムと比べ、
一見必要そうなアイテムかと思われますが、
わざわざ買ってまで揃える必要はありません。
必要に応じて検討していただく方がいいと思います。

ただ、文房具類に準じたアイテムを使用してはいます。
パソコンまたはオンライン上の各種ツールですね。
タスク管理はGoogleのタスク、付箋代わりに各種文書ファイルを使ったり…

ちなみに、社内の書類(稟議・契約書など)も電子媒体なので、実際の押印が必要な機会はほとんどない状況です。

 

 

5.インカム(マイク・イヤホン)は必要?

こちらは単にWeb通話をする上では必要ではないのですが、
弊社でお仕事をするうえでは、必須アイテムだと考えています。

デジ職のどの部署や立場でも
一日を通じて最低30分以上はWeb通話をする機会があると思われます。

その中で気を付けないといけないことは、
・業務上の機密保持
・Web通話の円滑化

この2つは順守いただきたいルールです。

機密保持については、不必要に音声が外部に漏れないこと。
弊社はコンテンツ制作会社である以上、
まだ世に出ていない作品の情報などが社内会議の場でも飛び交います。
そのような会議や会話の内容がスピーカーから音声として出てしまうと、
外部に意図せず情報が流出する恐れがあります。

情報が漏れること自体あってはならないことですが、
漏れたこと自体が認識できていないという状況は、
単に漏洩をすること以上に悪い状態と思われます。

在宅だからこそ機密保持に関しては大丈夫じゃないか?
と思われるかもしれませんが、
音声が同居していらっしゃるご家族に聞こえてしまい、
そこから情報が漏洩してしまうことも否定できません。

少しシビアな見方かもしれませんが、
どこにも接続できるリモートワークである以上は、
社内・社外の線引きは厳格にお願いしたいと考えています。

また、Web通話をするうえでは、
会議の円滑化にもご協力いただきたいと考えています。

パソコンに備え付けのマイクでも会話は十分にできると思いますが、
外付けのインカムやマイクを使用することで、
よりクリアな音声でやり取りを行うことが可能になります。

話す側・聞く側どちらにもメリットが生まれてきますので、
インカムに関してはご用意をお願いいたします。
(ヘッドホンなどでもOKです)

 

 

実際の入社準備物について

入社前と比較した準備物の結果

結果として、入社前に準備したアイテムの要・不要は以下の通りでした。

・スーツ   →不要
・ワイシャツ →あってもなくてもOK
・LANケーブル →必要。後に買い換えました
・文房具類  →不要
・インカム  →必要。あってよかったと思います

上記の通りアイテムの要・不要に関して書いてはおりますが、
あくまでリモートワークを行う上での基礎的な準備物というものです。
入社されるタイミングや部署・役割によっても必要物は変わります。

 

 

デジ職に入社する際の準備物

実際のところ、
入社時にお願いしている基本的な準備物としては以下の通りです。
(募集要項より抜粋)

・ネット環境
・業務に必要なパソコン
・ウイルス対策ソフト(有料の更新制のソフト)
・Photoshopなどの制作ツール(※職種により変更あり)

あとは適宜必要に応じてご用意いただく事となりますが、
私のようにインカムなどをご用意いただければ幸いです。

 

 

リモート環境支援の取り組み

リモートで業務を続けていくと、入社時の準備物以外にも快適なリモート環境のために必要と思われるアイテムが出てくることもあります。

弊社としては「在宅勤務手当」を支給し、
こういった事態に対応できるよう支援の取り組みを行っています。
追加で必要となったものも安心して購入できます。

「業種・職種的にデジ職へ興味はあるけど、リモート環境は不安…」
そんなお悩みをお持ちの方も安心してご活躍いただけます。

私みたいにあやふやに準備をして失敗することもありますが、
疑問やご不安に感じる部分は、
些細なことでもご相談をいただければお答えいたします。

「こんな事聞いていいのかな…?」と感じたら質問のサインです。
皆様からのご応募ならびにご質問をお待ちしております。

おわりに

リモートワークについて、今回は道具に注目したお話をさせていただきました。弊社でのお仕事に少しでもご興味をお持ちいただいた方はぜひご応募をご検討ください。採用に関するご質問だけでもお待ちしております。

ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。
執筆担当/小林

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