検証:新入社員意識調査から見るデジ職【前編】

会社関連

どうもこんにちは、人事の小林です。

4月も後半戦に突入、というか五月目前ですが、
新入社員の方々は研修を終えられた方もいれば、
まだまだ研修がある方もいらっしゃるかと思います。

私も研修担当として携わっていると、
新たに入社いただいた新入社員の皆様からエネルギーを分けていただいている気分になります。
自分の中の知識とか常識をアップデートしないとなあ…とも感じます。

そこで今日は、
新入社員の意識調査資料から、
デジ職の環境ってどうなの!?いいの!?という所を、
根掘り葉掘り…(ねほ〇んぱほ〇ん)してまいります。

参考元:新入社員意識調査 2023(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ様)
https://www.recruit-ms.co.jp/upd/newsrelease/2306291024_6707.pdf

調査元から引用:働きたい職場の特徴

まずは、参考元様から、「働きたい職場の特徴」を見ていきましょう。

1位(66.4%) お互いに助けあう
2位(50.7%) お互いに個性を尊重する
3位(39.7%) 遠慮をせずに意見を言いあえる
4位(37.3%) アットホーム
5位(25.3%) 皆が一つの目標を共有している、活気がある

参考元:新入社員意識調査 2023(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ様)
https://www.recruit-ms.co.jp/upd/newsrelease/2306291024_6707.pdf

結果を拝見しての勝手な所感ですが、

1位の「お互いに助けあう」や、2位の「お互いに個性を尊重する」をはじめとして、
切磋琢磨できる理想的なチームワークの姿を求めている方が多いのかなという印象ですね。

デジ職的にそれぞれの項目がどうかと言いますと、

1位 〇 お互いに助けあう
2位 △ お互いに個性を尊重する
3位 〇 遠慮をせずに意見を言いあえる
4位 △ アットホーム
5位 〇 皆が一つの目標を共有している、活気がある

こんな感じかなと思っています。
それぞれなんでそう思うのかも書いていきますね。

 

〇評価:デジ職としてできているもの

〇の評価をつけた項目についてですが、
これは『デジ職はできている!』と自信をもって言える項目です。

1位の『お互いに助けあう』は前提も大前提。
チームで動く我々は、部署が違おうが入社年次が違おうが助け合いです。
社内スタッフやご協力いただいておりますパートナー様も、
困ったときはおたがいさまの精神で取り組んでいます。

3位の『遠慮をせずに意見を言いあえる』も前提のうちの一つ。
弊社が大事にしている『哲学』に通じるものがあります。

前述にある哲学の一つとして、
「言いたいことはハッキリと言え!」という項目があります。
※実際に弊社哲学の項目として存在

やっぱり、前に進むためには意見をしまい込むより、
前に出して議論した方が建設的ですよね。
会社の成長性に関わる事案であればなおさらです。

『こんなこと言ったら嫌われるかな…』といった事などは気にせず、
『言わなきゃいけないことはハッキリと伝えて糧にする』ことが大事かと思います。

あとは、伝え方の問題でもあるので、
ハッキリと意見を言いあう社風ですが禍根が残るようなことはありません。
そういった意味では、社内にしっかりと染みついているイズムだと言えましょう。
(小林は心配性なので内心オロオロする場面はあります笑)

5位の『皆が一つの目標を共有している』も、
上記同様に社内で浸透している価値観かと思います。

『この目標を達成するにはどうしたらいいだろう』
『デジ職の一員として、最適な対応とはどうあるべきか』
『皆で協力してワクワクするコンテンツを作ろう』

…と、おおよそこういった目標や考えを共有して日々業務に取り組んでいます。

チームワークを重視する社風だからこそ、
変に遠慮はしないし、目標達成のために助けあう。
そうして前を向いて同じ方向に進む存在が我々の姿かと思います。

 

△評価:デジ職としての考え方があるもの

△評価を使た項目に関しては、
意図しているところとしては間違いではないものの、
デジ職としての独自見解があるものを指します。

△評価を行った項目としては、

2位 △ お互いに個性を尊重する
4位 △ アットホーム

が挙げられます。
それぞれデジ職的な観点もあるのでご理解いただけますと幸いです…!

 

果たして『お互いに個性を尊重』しないのか?

2位の「お互いに個性を尊重する」ですが、弊社では若干意味が異なります。

我々が尊重しているのは決して『個性』だけではなく、
それぞれの仕事観を含め、『お互い(の”存在“)』を尊重しています。

…というのも、
我々はリモートワークでそれぞれ業務にあたっています

もちろん実際に同じ空間にいるわけではありませんし、
もしかすると入社から退社まで会わない人もいるかもしれません。
仕事ぶりもリアルタイムで目の当たりにする場面というのは中々ありません。

だからこそ、お互いの仕事観やワークスタイルを尊重しています。
みんなの知らないところで自分は頑張っている、
自分の知らないところで頑張っている同僚や先輩・後輩がいる、
スタッフ全員が頑張っているから会社が成長しているのだと感じます。

直に確認できなくとも、目に見える成果だけが全てではなくて、
アナログな職人魂でつながっているのが我々デジ職のスタッフです。
努力のプロセスもしっかりと大事にします。

一連のこれらをまとめて「個性を尊重します!」と
言ってしまうこともできるのですが、
個性って便利な言葉がゆえに、意味が曖昧になってしまうんですよね。
(私自身曖昧な言葉があまり好きではありません)

なので、「“個性”を尊重」という言葉だけでは正しくないかなあ、
というのが私の感想です。

良い時もあれば悪い時もあるので、
それぞれ思慮深くそれぞれの在り方を思いやっています。
もちろん、一般的な個性ももれなく尊重しておりますのでご安心ください。

 

果たしてデジ職は『アットホーム』ではないのか?

これはですね…
『アットホーム』ではありません!
誠に恐れ入りますが明確に否定をさせていただきます。

そもそもですが、「アットホーム」とは…という所を考えたいと思います。
アットホームの定義を確認させていただきましたところ、

自分の家にいるようにくつろげるさま。家庭的。「—な会合」
出典:デジタル大辞泉(小学館)

前述の通り、我々は『アナログな職人魂』で繋がっています

職人だからこそ業務にはひたむきにストイック
かつクオリティには一切妥協はできないという特徴がございます。

在宅勤務という事では『アットホーム(at home)』ですが、
スタンスとしては『not home』です。

なぜならプライベートはプライベート、
仕事は仕事とメリハリよく業務に取り組んでいるため、

『にぎやかに楽しく家庭的に…』というよりかは、
『プロとしての自覚をもって制作に取り組む』ことを重視しています。

なので、我々は『アットホーム』ではない、と言えます。

 

あ…、決してギスギスしているという事はなくてですね…
『関わった制作案件に対しては、責任感をもって取り組んでいる』
という事をお伝えしたかったのです。

単に仲がいいだけがチームではなく、
締める所は締めて業務に取り組んでおります。

 

おわりに

一旦ここらへんで一区切り!
別の機会に、もう少し別の側面からデジ職の環境を検証していきます。
ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。

執筆担当/小林

 

▼デジタル職人株式会社 公式ホームページ

▼デジタル職人株式会社 パートナー登録
(案件単位で応募できるようになります)