求人応募~入社までの注意点まとめ<書類編>

採用関連

一段と冷え込みがきつい時期となってきました。
気温もそうですが、

先日会議の2分前に音声のドライバーが壊れてしまって、
聞こえず喋れずの状態になりさらに冷や汗をかきました。

(この事件もいつか記事にしたいですね)

改めましてこんにちは。
デジタル職人株式会社 人事の小林です。

前回記事から、年末に向けて応募についての注意事項を採用側の目線からお送りしております。先週投稿した記事では「求人サイトから申し込み~内定まで」という流れに注目しましたが、今回は提出書類についてです。

あくまで、個人的な目線も含んでおりますので、記事の内容を守っても採用が確約されるわけではありません。ご参考程度にご覧ください。

 

正解がないのが応募書類

WEBになったり、SNSになったり、オーディションのようなものになっていたり、流行り廃りも含めて色々な手法でリクルートする側も応募する側も活動しているかと思います。

それでも意外に変わらないものがあります。
履歴書・職務経歴書などの応募書類です。

私は3X歳ですが、
履歴書の書式って子供のころから見てもほとんど書式は変わっておりません。

伝統的なスタイルでありつつ、常に時代の最前線なところを見ると、履歴書というものは応募書類の王道であり、完成系でもあると言えましょう。

また、応募される職種などによっては「物足りない」、別の職種では「個性を出しすぎ」など、評価基準も全く違います。確固たる正解はないものだと思います。

今回は、そんな応募書類の提出・作成の注意点について紹介していきます。
※細かい書き方については本記事で扱いません。

 

応募書類とは

そもそも、一般的な応募書類とはというところで再確認しますが、

・履歴書(お写真つき)
・職務経歴書

企業さんによっては職務経歴書を任意にする場合もあるようですが、上記2種はメジャーな応募書類だと認識をしています。

弊社でも上記2種は社員応募の際には必ずご提出を頂いており、
第一段階の書類選考にて拝見いたしております。

※弊社での業務委託パートナーの募集の場合は、履歴書・職務経歴書は必須ではない場合が多いです。その分、ポートフォリオやトライアル(ある職種のみ)でスキルなどを拝見させていただいております。

 

0:提出書類全般に言えること

「オレの魅力は履歴書だけでは推し量れねェ!」
「面接で一発勝負だーー!」

…と、思っていただく分にはいいのですが、
おおよその企業様の選考において
「書類選考+適性検査→面接→最終面接」というケースが多いため、
書類審査を通らなければ、そもそも魅力を発揮できる機会がやってきません。

書類自体のレイアウトも伝統的なものであり、履歴書等の応募書類を仕上げることに意味を感じにくい状況にあるかと思いますが、
それでも応募書類をしっかりと仕上げていただく事で次の選考に進める可能性がぐっと上がります。

これは、通常の職種でもクリエイター職種であっても同じことです。
クリエイター職種だから履歴書もクリエイティビティにあふれたものがいいのかと言うとそうではありません。
芸術性を表現して虹色とか金メッキに加工された履歴書が来たらさすがにビックリしてしまいます。

ビジネスの場面において
普通の事が普通にできるというのは、
地味なように見えてとても重要な要素の一つ。
履歴書も、スタイルは守りつつ中身で勝負していただければ幸いです。

 

1:履歴書で気を付けたいこと

応募書類の中でほぼほぼ求められる履歴書は、基本的なもののため、記載箇所が沢山あります。前回の記事とかぶる部分もありますが、

・写真は貼っているか
・お名前や連絡先が明記されているか
・書いている経歴にズレがないか(求人サイトの情報と比べて)

上記の点はまず気を付けたいところです。書き方などももちろん気を付けたいところではありますが、今回は割愛いたします。

 

2:職務経歴書で気を付けたい事

履歴書ほどすべての企業さんで必須ではなく、また履歴書とセットになっているタイプもあるので重要視されないこともありますが、私個人としては職務経歴書は結構大事だと考えています。

職務経歴=お仕事で得た経験や実績
を書いていただく書類なので、

どのようにご自身のお仕事をされてきたのか、
どう考えたうえで結果に結びついたのか…
などを書いていただく必要があります。

書式についても、先に紹介をしました履歴書ほど決まりきったものがなく、自由書式である場合がほとんどです。自由はあるけどわかりやすく書く…簡単なようで難しい作業です。

兎にも角にも、

・読み手にとってわかりやすく書く
・ご自身の実績や努力の過程がわかるように書く
・書式自由だが、”見やすく”書く

月並みな回答ですが、上記のポイントが重要かと思います。

 

必須ではない応募書類

ここまで必須扱いが多い応募書類について紹介をしてきましたが、
ここからは少し弊社寄りの内容となります。
※クリエイティブ領域に関連した職種につきたい方は要チェックです。

 

3:ポートフォリオ

弊社はクリエイター職種などの「制作職」の場合ですと、
ポートフォリオのご提出をお願いしております。

ポートフォリオというのは、
ここでは「過去の作品・実績集(※)」という意味合いです。

実際に制作したものを見せていただく事で、

どの程度の能力を持っているのか、
伸びしろがありそうなのか、
自社に合うテイストなのか

…様々なことを推し量ることが可能になります。

弊社もそうですが、制作職の場合はどの企業様でも
ポートフォリオが求められるのではないでしょうか。
クリエイター志望の方などは早めに作成された方が良いと思います。
※金融や教育業界などは意味合いが異なるので要注意

 

4:ポートフォリオはどう作る?

じゃあ正解のポートフォリオを作ろうぜ、となるのですが、

正直な話をすると、
ポートフォリオの作り方に正解ってないんです。

冒頭でお話しした応募書類に含めてこの話をしているのは、
同じく正解がないものだから…です。

企業さんによっても感じ方が違うと思うし、
イメージしているクライアントによっても違うと思うし、

こういった「見る人」を意識した工夫も、
ポートフォリオを制作するうえでの重要なポイントかと思います。

いくつかポートフォリオの作り方がありますので
参考までにご紹介します。

A:ご自身でファイルとして制作する

実際に印刷するかデータで送るかは別として、
今までの過去作品をまとめて一つのファイル(PDFなど)にする方法です。

小冊子を作るイメージに近いため、
ファイル自体のデザインセンスも印象を左右する要素となります。

紙やWEBバナー・イラスト等、一定のサイズがあるものは
ファイル形式に落とし込むことで
効率よく大量の作品実績を見せることが可能です。

 

B:自分のWEBサイト・SNSで公開する

これは他社様の対応は異なる場合がありますが、
弊社ではOKにしている事例です。

ご自身のWEBサイトやSNSで作品を公開して、
ポートフォリオとしてご提出いただく事も弊社ではOKとしております。

大手サイト様だと、”Pixiv”などがあるかと思います。
特にイラストや、複数ページのマンガ作品等はPixivで公開していただけると、これまでのご実績などをしっかりと評価することが可能です。

他にもInstagram、X(旧Twitter)、Youtubeなど共有する場所と手段は様々です。特にYoutubeは「限定公開」の仕組みもあるので、
一般公開せずに見せる場合などに利用ができます。

特に声優さんや動画編集者の方であれば、SNSを使用した共有方法は作品と相性が良く、使いやすいのではないでしょうか。

 

C:ポートフォリオサービスを利用する

これは時代の流れかなと思いますが、
なんとポートフォリオ制作のためのサービスが存在します。

ポートフォリオに特化したサービスのため、
DTPやWEB、映像などの形態を問わずPRすることが可能です。

・ご自身でファイル化することに少し手間取っている方
・SNSや自分のWEBサイトではちょっと…

という場合におすすめです。

サービスによっては、お仕事依頼と直結しているサービスもあるので、
応募しないけどオファー待ちという事に利用しやすいのも特徴ですね。

以下にポートフォリオサービスの一例を紹介しておきますので、
ご興味がある方はぜひ。

 

おさらい:弊社に提出する場合

他の記事でも言及しておりますが、
弊社では履歴書・職務経歴書・ポートフォリオはURLを含めたデータ形式でご提出を頂いております。
特殊な形式ではなく、PDFなどの閲覧しやすい形式でお送りいただけますと幸いです。
MacOSをお使いの方などは、
独自のファイル形式(.pages)などを使わないようにご注意ください。

 

おわりに

さて、今回は応募書類(履歴書、職務経歴書、ポートフォリオ)についての注意点を挙げさせていただきました。
弊社のケースもある程度ご紹介をさせていただきましたが、弊社は特殊な会社というわけではございませんので、ごく一般的な対応が頂ければ弊社にご応募いただいた場合でも問題ないかと思います。

ポートフォリオについては、作り方・見せ方も含めてご自身を表現できる場ですので、出来る工夫はどんどん行っていただきたいと考えています。
皆さんの素敵なポートフォリオを拝見できることを楽しみにしています。

ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。

執筆担当/小林

 

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