検証:新入社員意識調査から見るデジ職【後編】

会社関連

どうも、人事の小林です。

今回は前回に引き続き、「新入社員の意識調査」から、
デジ職の環境を検証してまいります!

参考元:新入社員意識調査 2023(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ様)
https://www.recruit-ms.co.jp/upd/newsrelease/2306291024_6707.pdf

※【前編】はこちらのボタンから

 

前回のまとめ:ハード面で弊社は合格点かと思います

詳しくは前回記事をご覧いただきたいのですが、
「働きたい職場の特徴」の上位項目のうち、

1位(66.4%) お互いに助けあう
3位(39.7%) 遠慮をせずに意見を言いあえる
5位(25.3%) 皆が一つの目標を共有している、活気がある
こちらの項目に関しては問題なく当てはまり、
残りの項目に関しても全く違うというわけではありませんが、
弊社の考えを述べさせていただきました。
雑多な感想になりますが、
調査結果にある「働きたい職場の特徴」から見れば、
満点ではないものの合格点なのではと思います。
では、今回はハード面の「職場環境(の観点)」ではなく、
ソフト面である「仕事観(の観点)」から見ていきます。

調査元から引用:仕事観について

仕事観=「働くうえで大切にしたいこと」と変換していきたいと思うのですが、
引用元では以下のようになっております。
「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」は過去から見ても連続1位、
「任せられた仕事を確実に進めること」および
「新しい発想や行動で、職場に刺激を与えること」は過去最高値、
そして意外にも「何事も率先して真剣に取り組むこと」が
なんと過去最低値をマークしているようです…
(うちとしてはこれも大事にしてほしいのですが…)
デジ職的にそれぞれの項目がどうかと言いますと、

<〇評価:全社的にできていると思う>

仕事に必要なスキルや知識を身につけること
周囲(職場・顧客)との良好な関係を築くこと
社会人としてのルール・マナーを身につけること
任せられた仕事を確実に進めること
失敗を恐れずどんどん挑戦すること
元気にいきいきと働き続けること
新しい発想や行動で、職場に刺激を与えること
何事も率先して真剣に取り組むこと

<△評価:デジ職としての考えがあるもの>

仕事で高い成果を出すこと
会社の文化・風土を尊重すること
何があってもあきらめずにやりきること

こんな感じかなと思っています。
それぞれなんでそう思うのかも書いていきますね。

〇評価:デジ職としてできているもの

前編でも申し上げた通り、デジ職として自信をもって言える項目です。
どれも仕事をする上では当たり前かな…と思いますが、
強いて言えば「失敗を恐れずどんどん挑戦すること」は特に重要です。
仕事をしていると、上手くいくことばかりではありません。
思ったように仕上がらずお叱りを受けることや、
想定外の出来事で遅延が生じることもあるかと思います。
かく言う事務方の私も同じように失敗はよくします。
職種によらず、仕事全般において失敗しない人はいないと思います。
(私、失敗しないので!というフレーズが流行った時期もありましたがそれはドラマだからです)
デジ職の場合では、失敗は失敗でもちろんいけない事ではありますが、
「失敗から何を学ぶか?」を大事にしています。
仕事上のミスがあったらチームやリーダー会で共有し、
「我々の落ち度はどこに存在したのか」
「対応できたはずのポイントがないか」
こういった点について、ミスの報告ごとに真剣に共有しています。

月並みな表現ですが、歴史上の名言にこのような一説があります。

“Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.”
アルバート・アインシュタインの
「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。
大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。」
ですね。
(会社としてではなく、小林が個人的に合うなあと思うことですが)
以前に弊社のことを「過去ではなく未来を重視する会社」と称しましたが、
過去の経験に学ぶものも勿論ございます。
わざと失敗をするわけではありませんが、
失敗という過去をしっかりと見つめ直すことで
どんどん挑戦ができるのかなと私は感じており、
少なくとも、弊社は失敗を恐れて何もしないのではなく、
失敗から様々なものを学ぶという事を大事にしています。
新しく入社されたスタッフの皆さんにも、ぜひ失敗を恐れず挑んでいただきたいですね。

△評価:デジ職としての考えがあるもの

これも…〇評価と同じことが言えるのですが、
お仕事をする上では当たり前のことなんです。

仕事で高い成果を出すことも必要ですし、
会社の文化・風土を尊重することも必要で、
何があってもあきらめずにやりきることも同様です。

しかし、当たり前ではあるのですが、当たり前を守りすぎることも問題です。
例えばですが、

「高い成果を出すこと」が全てなのか?
取り組むプロセスの見直しや、新しいメンバーの育成も大事
「会社の文化・風土を尊重すること」が全てなのか?
文化や風土になくても、時には挑戦することも必要
「何があってもあきらめずにやりきること」が全てなのか?
物理的にリソースが足りていない場合など、努力で対処できない場合がないか?
努力も勿論大事だが、必要な場合は一度体制を整理することも必要なのではないか?

…と、弊社では「やめること」も大事にしています。

「正答」が必ずしもただ一つの解なのではなく、
ケースごとに要因を見直しながら挑戦していくことを大事にしているため、
リサーチにある文面だけでは弊社のケースには微妙に合わないと思い△にいたしました。

 

ただ、これは確かなこと


新入社員意識調査のなかで、
連続1位の「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」はもちろんですが、
「任せられた仕事を確実に進めること」および
「新しい発想や行動で、職場に刺激を与えること」も大事です。

ただし、仕事がちゃんとできるようになるまでには一定の時間がかかります
思ったように仕事がこなせないことも時にはあると思います。
確実にこなせないことも、新しい発想や行動が出来ない時も出てきます。

これは世の中のビジネスパーソン全般共通のあるあるなので、
自分の仕事の出来不出来に悩むことなく、
まずは仕事に取り組んでいくことが大事だと思います。

弊社の行動目標の中には「量をこなす」という項目がありまして、
意味としては、「まず一定量の仕事をこなして経験値を積もう」。
そして「仕事に取り組む中で仕事の効率や質を高めていこう」というものです。
経験して、改善して最高点を更新し続けることを大事にしています。

私も、最初から全部の仕事が完璧にできる人材はいないと思います。
(いたら研修係の私は御役御免になってしまいます)

もし、自分の仕事の出来を気にして、
今の職場合ってるのかな、どうかなと気になってきたら、
まずは仕事の経験値を積むことに立ち返ってください。

それでも、今より良い環境が気になったら、
ぜひ弊社にご応募いただけますと幸いです。

もし選考でお会いできましたら色々質問をぶつけてくださいませ。

 

おわりに

…と、いうわけで前後編にわたり「新入社員意識調査から見るデジ職」をお届けしました。
総合的にはやっぱり良い環境だと思います。
人事の私が書くとあまり信憑性はないかもしれないですが、
他の規模間の会社なども経験したうえでの感想なので、
少しだけでも信じていただければ嬉しく思います。
ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。

執筆担当/小林

 

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