皆さんこんにちは、人事の小林です。
もう3月でございますね。
春と言うにはまだ寒い日が続いていますがいかがでしょうか。
春と言えば寒さが和らぐ頃という以外にも、出会いと別れの季節です。
この3月でご転職・ご就職を目指そうかなと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな春先に賑わいを見せる就職・転職活動において
重要視されるのは「コミュニケーション能力」。
弊社でももちろん重要視しています。
しかし、実際に働くうえでの重要性と具体的な要素は、曖昧なままです。
今回は、就職における「コミュニケーション能力」の重要性、
具体的な要素について詳しく解説します。
もし、ご転職やご就職をお考えの方はぜひご覧になってください。
※もちろん弊社への転職・就職応募も大歓迎です!
なぜコミュニケーション能力が重要なのか?
弊社としても重要視している旨はお伝えした通りですが、
まずは一般社会ではどのように見られているかを考えましょう。
厚生労働省の「若年労働者の採用状況」によれば、
正社員の採用選考にあたり重視した点(中途採用) 1位 職業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 76.0
2位 コミュニケーション能力 62.9
3位 マナー・社会常識 60.1
4位 組織への適応性 47.8
5位 業務に役立つ職業経験・訓練経験 40.6
6位 業務に役立つ専門知識や技能 35.9
7位 体力・ストレス耐性 31.0
※引用元:平成30年若年者雇用実態調査の概況-2若年労働者の採用状況
(厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/4-21c-jyakunenkoyou-h30.html)
…と、中途採用では重視した点の2位に入るくらいには重要です。
新卒の場合では、
正社員の採用選考にあたり重視した点(新卒採用)
1位 職業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 77.9
2位 コミュニケーション能力 71.1
3位 マナー・社会常識 61.0
4位 組織への適応性 51.4
5位 体力・ストレス耐性 34.9
6位 業務に役立つ専門知識や技能 31.5
7位 柔軟な発想 27.5
※引用元:平成30年若年者雇用実態調査の概況-2若年労働者の採用状況
(厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/4-21c-jyakunenkoyou-h30.html)
そう、71.1ポイントと中途と同じく重視されています。
つまり、新卒・中途と時期を問わず、
常に重視されている能力だとも言えるでしょう。
それでは、具体的にはどういったものが
仕事におけるコミュニケーション能力なのでしょうか。
コミュニケーション能力の中身
自ら発信・表現する能力
コミュニケーションは、待っていて生まれるものではないと私は考えます。
どんなコミュニケーションも、
紐解けば小さな取り組みから始まっている…そのように思います。
その中でまずは自分から働きかけること。
つまり、自ら発信できるという事はコミュニケーション能力の一つです。
具体的には…
話す力:自分の考えや意見を、分かりやすく簡潔に伝える能力
書く力:自分の考えや意見を、誤解なく文章で表現する能力
2. 非言語能力
表情:表情で感情や態度を伝える
声のトーン:声のトーンで話の内容や印象を変える
ジェスチャー:ジェスチャーで話の内容を強調する
アイコンタクト:アイコンタクトで相手への関心を示す
3. 自己表現力と積極性
自分の考えや意見を、自信を持って伝える能力
自分の個性や強みをアピールする能力
積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢
まずは自分から動いて働きかけよう!
というものが要素の一つではないかと。
まずは小さなアクションからはじめてみましょう。
受け止める能力
社員B「わたしが!」
社員C「あたいが!」
そこで必要なのが、「どうぞどうぞ」の気持ち、
つまり“相手のコミュニケーションを受け止める能力”だと思います。
1. 言語能力
聞く力:相手の話をしっかりと聞き、理解しようとする姿勢
読む力:相手の文章を正確に理解する能力
2.共感力
相手の立場や気持ちに共感し、理解しようとする能力
相手のニーズを察知し、適切な対応をする能力
3.傾聴力
相手の話を最後まで聞き、理解しようとする姿勢
質問をすることで、相手の話を深掘りする能力
という具合に、受け止める能力というものは、
実は発信することと同じくらいには大事なものなのです。
キャッチボールも、ボールが返ってこなかったら寂しいですよね。
壁当てテニスも、壁からボールが返ってこなければ練習になりません。
実際のコミュニケーションにおいても、
場の皆に呼び掛けて応答が無かったらどうしていいか分かりません。
このように、「相手のことを考えて受け止める」という事も
ぜひ重視していただきたいです。
実は●●性も必要
発信して、受け止めて…という攻守のような役割をここまで挙げてきました。
しかしながら、もう一つ重要な要素が存在します。
それは、柔軟性です。
たとえば、グループ内で議論があったとします。
Aさん「私はこの計画Aは正しいと思います」
Bさん「私の計画Bも正しいと思います」
Cさん「うんうん!そうだね!(受け止めたつもり)」
自分がCさん的な役割だとして、
このままでは議論が平行線になってしまいます。
そこで活きるのが柔軟性。
「AさんとBさん、どちらの案もいいですね!
違うところを比べてみましょうか。」
などと、「発信」「受け止める」という2択にこだわるのではなく、
議論を進めるためにまとめ役になってみる…など、
状況に合わせて自分のコミュニケーションのあり方を変える。
簡単なようで、難しいことなんです。
つまり、
相手の意見や考えを受け入れる柔軟性
状況に合わせて、自分のコミュニケーションスタイルを変える能力
2.問題解決能力
チームメンバーと協力して、問題を解決する能力
意見の違いをまとめ、合意形成を図る能力
状況に応じて最適解が変わります。
これは弊社でも本当に必要としている人材の一つです。
デジ職でのコミュニケーション能力
さて、デジ職の現場で活きるコミュニケーション能力とは何でしょうか。
正直、今までに上げたもの全て…と言いたいところですが、
あえて一つの形でお伝えしたいと思います。
個人的な意見もありますが、
「柔軟性をもって積極的にコミュニケーションを取る能力」
これがデジタル職人におけるコミュニケーションの一つの姿だと思います。
柔軟性はもちろんのこと、
積極的に動き、お互いの気持ちを受け止めていい制作物を作っていく…
日々行う業務はこのようなスタンスの上に存在しています。
もし、デジ職の一員として働きたい!
と思っていただける方がいらっしゃいましたら、
必要なコミュニケーション能力として上記を心掛けてくださいませ。
ただ話すだけではなく、
ただ聞くだけではなく、
ただ柔らかいだけではない。
難しいですが、これらの要素が制作現場を支えています。
おわりに
本日は「コミュニケーション能力」について、
弊社の求める所を含め明文化に挑んでみました。
話し上手なだけでもいけないし、
聞き上手だけでもいけないという欲張りセット状態ですが、
お互いに色々役割をこなしているからこそ、
無意識にコミュニケーションって成立しているんだと思います。
今度はこのコミュニケーション能力、
実際の現場ではどのような面が具体的に必要なのかを交えて、
後日続編としてお送りしますのでお楽しみに。
ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。
執筆担当/小林
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