こんにちは、人事の小林です。
今回は業務委託のパートナー様についてのお話を中心にさせていただきます。
業務委託パートナーとは
パートナーという言葉自体は、世間一般での使用用途は様々あるかと思いますが、弊社においては業務委託の形で”弊社と一緒に制作活動をしていただけるクリエイター様”をパートナーとお呼びしております。
漫画原作の作成や、アニメーター、写植作業、マンガのカラーリング、シナリオライターや声優さん、動画編集スタッフなど…
上記は募集しております領域の一部です。様々な領域で、パートナー様のご協力をいただきながら様々な制作業務に取り組んでいます。
完全未経験でも業務委託パートナーになれますか?
業務委託としてのお仕事のため、通常の社員募集に比べ各業務に関して一定の専門性やスキルを持っていることは必須条件といえます。
なので、
「今からクリエイターを目指します!!Photoshop未経験!」
という状態ですと、
ご紹介できる業務は限定されてしまう可能性はあります。
ただ、向上心をもって業務に取り組んでいただくことでスキルアップを実現し、担当いただく範囲が広がる例もございます。
※職種によりますが、一部業務委託のパートナー募集では、Photoshopのスキルは初級程度でも、センスが高ければOKの場合がございます。
例えば、業務委託のお仕事のうち「漫画のカラーリング」の場合ですと
・Adobe Photoshop CS6以降のバージョン
・CLIP STUDIO PAINT PROまたはEX
上記がお仕事の必須条件となっており、
応募における一つのハードルでございます。
持っている・使い方がわかるだけではなく「制作ができる」事が条件となっています。
パートナー様の前提条件としては、
獲得した案件に対して弊社と一緒にお仕事にお取り組みいただける気持ちをお持ちの方。
スキルが一定水準に到達しており、必要なご連絡など弊社と連携を取っていただける方。
また、業務委託の職種ごとにトライアルへの挑戦が必要となります。
一部職種ではトライアルのないものもありますが、トライアルに準じるものはありますのでご対応が必要となります。
ありがちな誤解1:実務経験がないとダメ?
”私、スキルはありますが商業作品の経験がありません。応募できますか?”
上記のようなご質問をよくいただきます。
結論から言うと応募時点で問題はありません。
まずはご応募いただき、ご自身の技量が証明できるポートフォリオや作品(趣味・自主制作・同人作品等)を拝見させていただけますと幸いです。
ただ、ご自身の技量を確認しやすくはありますので、
過去の実績がおありの場合はご共有いただけますと幸いです。
もちろんですが、商業作品の実績がおありの方は大歓迎です。
是非ともお気軽にご応募ください。
ありがちな誤解2:自分にスキルがあれば必ず受かる?
”私にはスキルがあって、ソフトウェアも同じものがあって、
実務経験も少しあるから合格確実じゃないか?”
と、思われる方もいらっしゃるかと思いますので、
改めてこちらもお話しさせていただきます。
スキルや技術の習熟度は個人により大きく異なり、
応募者側が「できる!」と思っていても、
募集側では「できない…」に当てはまっている場合もありますし、
真逆に、過度な謙遜によりスキルがうまく伝わっていない場合もあります。
決してクリエイティブ業種・職種に限定した問題ではありませんが、このような認識のズレというものは厄介な問題の一つです。
だからこそ、ご契約の締結前に応募者の方のスキルレベルなどを過大・過少でなく等身大で評価し、お互いに共有する必要がございます。
全ての業務委託の募集においてではないものの、
パートナーとしての契約を締結する前にお持ちのスキルを確認する目的でトライアルや面談を実施しております。
トライアルがない募集においては、ポートフォリオや過去の実績などで十分なスキルをお持ちかの判断をしております。
また、本当は苦手なジャンルがあるなど、
お仕事をお願いするうえでの確認事項もあるため、お一人おひとりの特性やスキルレベルを見て最終的な判断をさせていただいております。
よくある質問1:合格の場合どうなる?
ここまでありがちな疑問に答えてまいりましたが、
では実際に合格した場合どういう流れとなるのかもお話しておきます。
職種により異なる場合もありますが、
業務委託の場合は基本的な流れとして
書類選考(トライアル+ポートフォリオ)→担当者面談→合否決定
というフローが多い状況です。
※トライアル・担当者面談の実施がない職種もございます。
※ポートフォリオは必須の場合と必須でない場合がございますが、ご実績やスキルの確認のためご提出いただけますと嬉しく思います。
・機密保持契約/関わった職務機密などに関する条項
・業務委託基本契約/弊社との業務委託に関する条項
契約締結が完了いたしましたら現場担当者にご連絡先を共有し、
担当者からご挨拶をさせていただきます。
その後は獲得案件にもよるところはございますが、皆様の作業スピードや業務量などを見させていただきながら作業依頼をさせていただく予定です。
※こちらも募集により合格後の流れが一部異なります。
よくある質問2:複数業務の兼任はできる?
こちらもよく皆様からお尋ねいただく内容です。
現場から見たり、裏方から見たり色々な見方があるのですが、
まずはお手続き上の話からさせていただくと、
兼任いただく事に問題はありません。
実際に、弊社業務委託へのご応募をいただく際、複数職種へ同時にご応募いただく事はよくあることではございます。
最終的にそのまま複数職種にて合格が出ることももちろんございます。
ただ、実務的なお話をさせていただくと、
業務量などの観点から他業務との兼任が難しいものが存在しております。
気になる職種がある場合は選考時にご相談いただく事は可能です。
もし最終的に複数合格となった場合は、並行できる・できないなどの面を考えつつ、実際に応募者の方がどのお仕事に一番興味があるかをヒアリングして決定しております。
おわりに
今回は弊社における業務委託のお仕事についてご紹介をさせていただきました。弊社でのお仕事に少しでもご興味をお持ちいただいた方はぜひご応募をご検討ください。採用に関するご質問だけでもお待ちしております。
ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。
次回も採用関連のお話を予定しています。
執筆担当/小林
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