こんにちは、人事の小林です。
アツがナツい時期になって来ましたね。
こんな時期になっても私は麺類食べるときにはホットな麺を頼みがち。
皆さんもどうですか…この暑い中にホカホカの鍋焼きうどんなど。
(そもそも鍋焼きって夏にあるのか?)
今日はそんな麵のように細いアレのお話です。
わかってますか?有線と無線
本題に入る前に、もうすでに結構な割合で普及している無線LAN環境。
どれくらいの普及率かというと、
一般家庭の実に84.9%が無線LANを使用しています。
これ、実は2022年度の総務省のリサーチ結果からなんですけど、
既に2020年度で84.8%だったため、結構普及しきっているんですよね。
フツーの用途であれば無線LANで問題ないのですが、
如何せんクリエイティブ業界だとそうもいかなくて。
デジ職としてはどちらでもいいのですが、
安定性などを考えると有線LANがおすすめです。
(もちろん無線LANでも業務は可能です)
用途別に見た通信速度の目安としては、
・メールやブラウジング 1Mbps以上
・Web上での動画視聴 5Mbps以上 (4K動画は25Mbps以上)
・リアルタイムWeb通話 2Mbps以上 (高画質ビデオ通話は5Mbps以上)
・オンラインゲーム 30Mbps以上
※某AIでの調査結果と小林意見より
いろいろなサイト様を参考にしましたがだいたいこんな感じかと思います。
(本当は上り下りとか書かないといけないんですけど、省略します)
とりあえずは上記の数値を参考にして、
無線LAN、有線LANの違いを見て行きましょう!
無線LANのメリットデメリット
まずは日ごろ便利な無線LANについて。
速度のお話を先にすると…
数値だけ見てもポカーン…という方がほとんどだと思うのですが、
携帯電話の回線と比較すると、
となっており、やっぱり比較すると速いな…という感じです。
5Gは将来的な予測も含めかなり速いものの、
それでも2009年以降の規格では4GLTEより速い状況です。
そんなお手軽で速い、無線LANのメリットデメリットを挙げていくと…
メリットと特徴
・一つの無線LANで複数端末を接続可能
・環境のアップグレードが比較的簡単
・有線ポートがない端末も接続できる
…やっぱり線がないという事が起点にはなるのですが、
有線でないことで、ルーターを変えれば環境を改善できる…というのは大きいですね。
また、複数端末を使う場合などは確実に無線が便利になります。
例えばの話ですが、
趣味でPCを触るとき、私は複数台のPCをオンにすることがあります。
正面はデスクトップ、横には音楽プレイヤーと化したサブPC…といった感じ。
他にもFirestick、タブレットなんかを使う時もあります。
こういった場合は、
・そもそも使用できる線に限りがある
・気軽に使いたい
・そんなに通信速度を求めていない
という思惑もあり、無線LANにしています。
気軽に使う場合などは無線LAN…めっちゃいいですね。
デメリット
・遮蔽物の影響などを受けやすい
・周波数帯によって速度に差が出る
・セキュリティに一定の懸念アリ
やっぱりといえばそうではあるんですが、無線がゆえの悩みも大量にあります。
それが速度・安定性・セキュリティ面です。
速度は世代にもよりますが、大体の場合で有線に劣ります。
先ほど「お手軽で速い」と持て囃したところで申し訳ないのですが、
やっぱり上には上がいるもので。
また、無線=誰でも拾えてしまうことから、
セキュリティ面での懸念は残ります。
パスワードを知っていたら使えてしまいますもんね。
有線LANのメリットデメリット
それでは今度は有線環境を見て行きましょうか。
まずは速度について…
そう、圧倒的な速度が出るのが有線LANです。
5Gすげえ!というイメージはありますが、
低い値については安定して有線LANで満たせてしまうことが多く、
安定性と速度ではやはり有線LANが優位です。
有線LANでは「カテゴリー(category)」で区分することが多く、
これが「線(LANケーブル)」ごとに異なります。
もちろんルーターのスペックにも依存するので、すべてがLANケーブルによるものではないです。しかし有線でつなぐという前提ではLANケーブルを選択・購入することが中心かと思いますので、今回はあえてLANケーブル中心でお話をします。
図表にあるカテゴリーにはいくつか種類がありますが、
・Cat5、Cat5e/古いケーブル。低速なため実用ではない
・Cat6、Cat6A/一般家庭におすすめ。日常用途はOK
・Cat7、Cat7A/オンラインゲームも問題なくプレイ可能
・Cat8 /めちゃめちゃ速い。ノイズが多い環境に◎
なお私はCat7のLANケーブルで業務にあたっています。
※めっちゃ快適です
有線LANのメリットと特徴
・無線ではない分、セキュリティ面も優位
・ケーブルの変更で速度改善が可能
しかし、速度の幅が無線LANよりもかなり広いという事も踏まえると、文面以上に環境の違いはあるのではと考えています。
しかし、業務用PCは有線LANで接続、
しかも入社の際にちゃ~んと別回線を用意いたしました(ドヤ顔)
有線LANのデメリット
・場所に応じて必要な長さのLANケーブルが必要
・LANケーブルのカテゴリーを変えても速度が変わらないこともある
私の場合は結構これ困ってました。
私の場合は、以下の超長いケーブルを使用しています。
他の部屋なら15m以上のものを使用しないと有線接続ができません。
(自作する場合もあるようですが…私には難しいです)
用途によって使い分けたいが…
ここまで紹介した有線と無線ですが、一覧にするとこんな感じです。
用途としてみた場合の比較ですが、
・複数デバイスを繋ぐ
・PCの使用場所は自由にしたい
→無線LANがおすすめ
・使用デバイスの台数が限られている
・セキュリティ面を気にしたい
→有線LANがおすすめ
・ギガクラスの素材データのダウンロード&アップロード
・Web通話の安定や遅延防止
・セキュリティ面での不安要素を軽減
・ただでさえ重いソフト・システムアップデートの高速化
制作にハイスペックなPCを使用していれば、それに則した通信環境も必要ですね。
おわりに
今回は有線LANと無線LANに関する記事を書きました。
どちらも使っていて思いますが、地味にきついのがAdobeソフトのアップデート。
私用PC(無線環境)はかなり時間がかかるんですが、
業務用PCではあっと言う間に終わります。
ここまで本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。
執筆担当/小林
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