ビザ(在留資格)の基礎知識/意外にグローバルなデジ職の現状とともに

採用関連

どうも、人事の小林です。

在宅勤務をしていると、ランチタイムは工夫が必要です。
外出しない分、気分転換にもなりますし。

だいたいのものは●berEatsとか●前館で取ることもできるんですが、何気に食べれないのはピザ。さすがに量が多すぎて一般男性一人では…難しいですよね?

きょうはそんなピザ…じゃなくてビザのお話です。

 

そもそもビザって何?

伝統的な企業で働いているとなかなかに聞き慣れない単語「ビザ」ですが、先述のピッツァのお話でもなく、または世界的に有名なクレジットカードブランド(V●SA)でも、某有名観光地の建築物である斜塔のお名前でもありません。

ビザとは「査証(さしょう)」のことであり、
査証は「調査し証明すること」。

証明するものは「申請者の在留する資格」のことで、結局はビザ=査証=在留資格のことを指すことが一般的です。

※正確には外務省HPで「ビザ(査証)」までのみ記載されています。
名前だけは聞いたことがある方もいらっしゃるのではと思いますが、「永住権」「帰化」「就労ビザ」「短期滞在」など…
どれも今回の話題には関連したワードですが、言葉の意味もそれぞれ異なります。
ビザに関しても1種類のもの=ビザそのものではなく、
約20~30種類もの在留資格があります。・就労が認められるビザ(活動制限あり)
・身分や地位に基づくビザ(活動制限なし)
・就労可否は指定される活動によるビザ
・就労不可のビザ(※)
などがあります。※資格外活動許可を受けた場合は,一定の範囲内で就労が許可されます
今回は趣旨からずれてしまうため上記のワードを個別に掘り下げることはしませんが、意外に聞き慣れた身近なワードおよび、知らないだけで遠くない出来事である点はご承知いただきたいです。

デジ職がどうしてビザを気にするのか

このビザは日本国内にいらっしゃる海外国籍の方の上陸許可・在留資格を示すものになり、資格によっては「就労不可」であるものなどがあるため、デジ職ではお仕事をお願いする際に在留資格を確認させていただいております。

特に、デジ職では海外国籍を持った方が多く活躍しています。

社員としても、パートナー様としても実に多くの方が関わっており、お恥ずかしながら小林は地方出身者なため、入社当時は…
「はぇ~この会社グローバルや~すごいな~」と感心したものです。

とにかく、弊社にとっては社員であってもパートナー様であっても重要なトピックなので、特に注目している内容および領域です。

 

入社時に在留資格の確認はする?

A:確認させていただいております。
弊社だけがやっていることではなく、日本国内の企業では在留資格を確認することが必要です。
そもそも、「出入国管理及び難民認定法」のもと、事業主に対し以下の要請が出ています。

外国人の方は、出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という)で定められている在留資格の範囲内において、我が国での就労活動が認められています。
事業主の方は、外国人の方を雇い入れる際には、外国人の方の在留カード又は旅券(パスポート)等により、就労が認められるかどうかを確認してください。
引用:厚生労働省HP 外国人の雇用 雇用する上でのルール「1.就労可能な外国人の雇用」よりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11.html
ということでして、
デジ職は関連法規のもと在留カードの確認を通して
適切な在留資格をお持ちかどうか確認
しております。

社員でも業務委託でも確認する?

A:社員でもパートナー様でも確認します。

入社時に海外国籍をお持ちの方の場合は確認させていただきます。
(これから入社される方もご協力をお願いします)

まずはビザをお持ちかどうかの確認、
そして就労が可能な在留資格であることを確認させていただきます。

具体的に『就労可能な在留資格』と言うと、

【デジ職に社員入社する際のビザの例】

・就労が認められるビザ(活動制限あり)
弊社の場合は「技術・人文知識・国際業務」(※)

・身分や地位に基づくビザ(活動制限なし)
「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」

※技術・人文知識・国際業務以外のものでも適宜確認し最終判断します。

となりまして、

パートナー様も上記と同じであれば問題なく
担当される業務にもよりますが、就労ビザのうち「芸術」など、対応いただく内容と領域により「技術・人文知識・国際業務」以外でも問題ない場合がございます。

ただ、いずれにせよ在留カードを拝見しての確認は必須で行います

 

もしも選考に受かった後でビザの不備があったら?

A:ビザの問題が解消した後の入社となります。

当たり前の話ですが…
ビザの条件は弊社選考に関係ありません。

選考は選考。ビザはビザ。
本人自身の選考試験での評価とは別物なので、例えばビザの不備があったから内定取消とかという事はありませんのでご安心ください。

ただ!入社は必ずビザ面の問題を解決してからになります!
むしろこれは採用決定したうえでの、
必要なお手続きの一環としてお取り組みください。

デジ職社員の場合

①選考終了~採用決定通知
②入社手続きの一環で海外国籍をお持ちか確認
不備あればビザ面の申請手続き(約1か月ほど~)
④ビザ面での問題が解決された後、正式に入社手続き終了
⑤デジタル職人へ入社

業務委託パートナー様の場合

①選考終了~契約決定
②業務委託契約・機密保持契約手続きの一環でビザ確認
ビザ面の問題が解決するまで手続き保留
④ビザ面の問題が解消後ご連絡いただき、手続き再開
⑤業務委託契約・機密保持契約の締結完了
⑥案件のご相談開始

社員入社予定者とパートナー様、
どちらもデジ職で必要なサポートはいたしますが、
明確に違うのは、弊社に社員として入社予定の方と新規に業務委託パートナー様が、新規にビザを申請されるのでは、それぞれに見通しの期間が異なります。

社員での入社予定であれば「技術・人文知識・国際業務」など、デジ職で就労することを前提に就労ビザ等を申請する流れのためおおよそ「約1か月ほど~」などの期間が分かっています。

パートナー様の場合、申請に協力すること(必要があれば書類に記載をするなど)は可能ではあるのですが、業務委託での契約では弊社でのパートナー様活動に必要な「就労ビザ」を満たすことは難しく、曖昧な回答で申し訳ないのですが、ビザ面の問題が解決するまで手続き保留とさせていただいております。

 

前提ですが補足

在留資格~と申し上げておりますが、
「日本国内にいらっしゃる海外国籍をお持ちの方」についてのお話です!
海外にお住いの海外国籍・日本国籍の方には当てはまりません。

※日本に来られてデジ職に就職or業務委託契約する場合のお話です。

 

外国籍をお持ちでデジ職への就職などご検討中の方へ

ここまで色々説明をいたしましたが、まずはご応募ください!

入社までスムーズなのは、条件に合ったビザをお持ちである状態ですが、前段で申し上げた通りビザはビザ、選考は選考です。それぞれ別で考えております。

弊社としては出身や国籍関係なく優秀な方にはお会いしたいですし、ビザの申請に必要なサポートは喜んでさせていただきます。

 

おわりに

今回は弊社に関したビザのお話をさせていただきました。

やっぱり知らないとわからないままのビザ。私もなんだかんだ、デジ職に入社してからちゃんと調べさせていただいた内容になります。
現在社内には多くの海外出身メンバーが活躍しています。ぜひこの記事を機にご興味をお持ちいただければと思います。

本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。
次の記事もお読みいただけますと幸いです。

執筆担当/小林

 

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